yukainabonsaiのブログ

2022年末からミニ盆栽との共生を試みています。

最近の植物関連

しばらく更新していなかった期間の出来事の記録。

 

  1. ハダニとの邂逅

    梅盆栽にハダニがついてしまった。
    ある日、1枚の葉っぱが蜘蛛の巣のような糸に覆われていることに気づき、これはもしやハダニ......!と思って調べたらやはり間違いなさそう。
    問題の葉は切り落とし、手持ちのベニカXスプレーを全体にかけて様子を見ていたら、数日後に複数の葉の裏にハダニを発見(よくよく調べたら、ハダニに効果があるのはベニカX「ファイン」スプレーだった)。
    小さいし動きが速いしでまどろっこしいので、確認できるものをすべて指で潰す。
    さらにダニ太郎も急いで注文して、希釈液をスプレーでまんべんなく散布した。
    今のところ新たな被害はなさそうだけれど、薬が強かったからか少し元気がないように見えるので、今日はメネデール入りの水やり。

  2. エケベリア新芽出ず

    葉挿しで増やすのを目指していたエケベリアの葉っぱ2枚、どちらも発根はしたものの芽は出ず。
    土と日当たりの状態がよくなかったのかな。
    めげずに色々工夫しながら、これからもやっていこうと思う。
  3. 新しい仲間

    先日セールにて、薔薇(赤頭巾)の盆栽を購入。
    薔薇はずっとほしいと思っていて、5月頃から色々物色していたのだけれど、今回一目惚れした鉢があり即決。
    店員さんに開花時期を聞いてみたら「1年中適当に咲く」とのことで、そこも気に入っている。
    はじめての夏越えの前に増やしてしまったが......お手入れ頑張ろう。


  4. 紫檀とともに

    結局全部枯れてしまった白紫檀だけど、なんか綺麗に(?)枯れたので、そのまま飾っています。

 

以上!8月はもうちょっとマメに更新したいところ。

週末の作業記録

不在中室内に入れていたら徒長してしまった多肉。

切り戻しをする予定だったけれど、色々調べて、暑い時期に切り戻しや植え替えをするのは負担になりそうなことと、暑さが落ち着く秋口になると伸びてしまった上の部分が膨らんで、切り戻しにいい状態になるということ(!)を学んだので、一旦延期した。

 

代わりに、落ちたエケベリアの葉っぱ2枚で葉挿しチャレンジ。

うち1枚は前に落葉していて、寄せ植えの土にそのまま置いていたら発根していたもので、もう1枚は今回落葉したもの。

小さい鉢に入れた用土にのせて、日陰気味の場所で管理中。

うまくいけば新芽が出るみたいで、これが本で見ると何とも可愛い。

新芽が見られたら嬉しい。

 

梅は花芽形成の時期にさしかかっているはずなので、いつも以上に慎重に管理している(つもり)。

とはいえこの時期は水分過多になってもよくないらしいので、難しい。

葉の付け根を見てみると、ところどころにぷちっとした芽(?)がある気がして、もしかしてこれが花芽なのかしら、と思うなどしている。

 

ケヤキは元気です。

紫檀はもう多分枯れてしまったけれど、なんとなくそのまま置いている。

白紫檀の経過など

紫檀はやはり厳しそう。

前回の記事を書いたときにはまだ元気だった枝もどんどん枯れてきて、今は樹全体が枯れかけている。

水はやり続けているけれど、枯れるのを止められてはいないと思う。

枯らせないためにはという意味に留まらず、何をするのが今の白紫檀にとって一番よいのかがよくわからないけれど、今まで通りお世話をしつつ、見守るしかないのかな。

 

梅とケヤキ(仮)は元気そう。

特にケヤキは脇芽もぐんぐん出てきて、見様見真似で芽摘みをしている。

ただあまり枝が増えそうな感じもしないので、いわゆる綺麗な箒作りにするにはまだまだ課題がありそう。

箒作りを目指すというよりは、伸びたいように伸びてもらったうえで、必要なメンテナンスは行うというつもりでいる。

元気に葉を茂らせている様子は可愛い。

梅はそろそろ花芽分化の時季のはず。

葉芽があまり出なかったので、花芽ができるかちょっと心配だけれど、元気でいてくれたらそれでいい。

 

伸びてしまった多肉の寄せ植えは、週末に買い出しと作業をするつもり。

 

無事に夏を超えられるように、日々精進。

白紫檀

気づいたら前回の更新から10日ほど経ってしまっていた。

出張帰りの疲れが取れなかったり、でも色々と片付ける仕事があったりで、記録にまで手が回らなかったというのがひとつの理由だが、盆栽にひとつショックなことが起きていて、なかなか筆を手にとることができていなかった。

 

紫檀がどんどん枯れてきてしまっている。

帰ってきたときは数カ所枝先がしおれていて、正直あまり心配しておらず、枯れたところだけを剪定してもう大丈夫だろうと高を括っていたのだけれど、そういう問題ではなかったのだろう。

自動灌水機の水だけでは足りなかったのだと思う。

出張時に家族に送ってもらっていた写真でも、そんなに元気がないようには見えなかったのだけれど(たとえば梅は水不足になると明らかに葉っぱがしゅんとするのでわかりやすい)、観察が甘かったのだろうな。

 

メネデール溶液に漬けたり灌水したりもしたけれど、どんどん枯れが進行してしまっている。

 

とりあえず剪定した切り口につける薬をさすがに買わなければと思い、盆栽屋さんに行った。

店員さんに、枯れかけているときに何ができるのかを聞いてみた。

無理にあちこち剪定はしなくてよく、枝が完全に枯れたらそこを切って薬を塗ること、あとは普段通りに世話をしつつ見守ること。

「植物も生きようとしているから、頑張れ、という気持ちを込めれば伝わるんですよ」と言われた。

枯れてしまうというのは、生き物を引き受けるうえでは逃れられない宿命だとも。

 

基本的には自動灌水機の量の調整が足りなかった私の責任で、「仕方なかった」とは決していえないと思う。

けれど、全部が全部自分の責任だと思うのも、「植物の生を自分が完全にコントロールできる」という前提に立っていて、それはそれで危ういのだろう。

変わりやすい天候、そして(私の経験が足りないことを差し引いても)そもそも違う生き物のニーズを汲み取るのが難しいということ。

私ももっと成長する必要があるけれど、植物を育てるときには、こういうことが起きることを含めて責任を引き受けなければいけないんだな、と実感した。

 

今はまだ元気な枝も少し残っているので、頑張れ、元気になってほしいな、と伝えながら、様子を見ていこうと思う。

他を枯らしてどこかに栄養を残そうとしているはずだと店員さんも言っていたので、それもきちんと見極められるように。

もちろん元気になってほしいけれど、どんな結果になってもちゃんと見届けて、これからの糧にしようと思う。

不在明けの植物たち

出張から帰ってきたので、さっそく植物の様子をチェック。

 

盆栽は1日1回、家族に写真を送ってもらっていた。

自動灌水機で水をやっていたけれど、いちど梅が水切れ状態になってしまったので、家族に拝み倒してどぶ漬け処置をしてもらっていた。

その梅はやっぱり乾き気味ではあったので、水やり後、メネデール溶液で再びどぶ漬けに。

樹勢が落ちないとよい。

 

意外にも白紫檀も乾き気味で、1,2か所枝の先が枯れてしまっていた。

そして日を空けて改めて見ると、かなり枝葉がモサモサしていて中の方の日当たりが若干心配なことに気づいた。

これを機に思い切って剪定をしてみようかと思う。

剪定後の枝は葉挿しにできるようで、それも梅雨明け前が良い時期とのことなので、葉挿しも挑戦してみようかな。

ニレケヤキ(仮)はひたすらに元気だった。

葉刈りの成果か、脇芽がぷつぷつと出てきていた。心なしか幹も太くなっている気がする。さすがです。

そして双方とも、アブラムシ被害は防げているようだった。ひとまず安心!

 

そして多肉の寄せ植え!

外だと長雨に当たるのが心配で、比較的日当たりの良い室内の一角に置いておいたのだけれど、思ったより徒長していた~。

判断ミスだったかもしれない。

雨が当たらず日当たりもそこそこいい場所を屋外に作らねば。

切り戻しと葉挿しをするつもり。

ただ徒長した多肉は弱った状態らしいので、しばらく様子を見てからにしようと思う。

葉挿しも成功したら、寄せ植えが新しい雰囲気になりそうなので、そこはワクワク。

 

ぼちぼちメンテナンスに取り掛かろう~。

不在時は植物にも不便をかけてしまっただろうけれど、またお世話できるのが嬉しい。

アブラムシ奮闘記①

ついにアブラムシが発生してしまった!

 

夕方ぼんやりニレケヤキ(仮)を眺めていたら、新芽のあたりに白いぷつぷつした何かが集まっているのを発見。

もしやアブラムシ!?と思いネットで調べてみたところ、間違いなさそう。

 

梅の木にアブラムシが発生することは知っていたので、春先から食酢の防虫剤を塗布するようにしていた。

最近バタバタしていたのと、警戒していた割に虫が出ないので油断していたのとで、防虫剤をさぼり気味になっていたところ、見事にやられてしまった。

 

これまで何のトラブルもなく順調だったニレケヤキに虫害をもたらしてしまった。

先日葉刈りをしたときにはいなかったので(少なくて見つけられなかっただけかもしれない)、ここ数日のことだろうと思う。

最近は自動灌水機の試運転で葉水をしていなかったので、それも一因かもしれない。

 

新芽のあたりに集中して発生していたので、ピンセットで取り除く作業。

意外とちょろちょろ逃げるので難しかった。

あまりにたくさんいて収拾がつかない、かつ徒長した新枝の箇所は、あまり良くないかもしれないけれど剪定してしまった。

そのためまたもう一回り小さくなってしまったけれど、見た目のバランスは何だか良くなった気もする。

最後に食酢液をしっかりめにスプレーで塗布。

 

念のため他の盆栽も確認すると、梅は無事だったが、白紫檀にも発生していた......。

紫檀にも同じ作業を施して、ひとまず今日はここまでに(というかこれ以上できることがない)。

 

明日、アブラムシ用の殺虫剤を見繕いに行こうと思う。

調べたところ、アブラムシは繁殖力が強い一方で薬剤には弱いらしい。

繁殖力の強さと関係あるのかはわからないけれど、単為生殖ができるということも学んだ。

そして、蟻がいるときはアブラムシの存在を疑った方が良いのとこと。

最近また蟻が数匹ちょろちょろしているのは気になっていて、見つけたら駆除していたけれど、そういうことだったのか。

 

ブログをつけ始めて思うけれど、定期的に何かしらのマイナートラブルに見舞われている気がする。養育者として不甲斐なし。

 

とはいえ自動灌水機は、地面に染み込むタイプのノズルを試したらいい感じになったので安心。

 

アブラムシ奮闘記シリーズができるだけ早く終わることを祈って。おわり!

初夏の作業、自動灌水機

梅の折りだめとニレケヤキ(仮)の葉刈りに挑戦。

 

折りだめの箇所は、いつも見ている本やサイトには具体的な指示がなかったので、根本から葉5~6枚のところにしてみた。

必ずしもこれで花芽ができるというわけではないそうだけれど、葉芽がたくさん出たわけではなかったので、樹勢を良くするためにも剪定ではなく折りだめを選んだ。

花後に剪定した枝からはほとんど葉が出ず、新しい枝が2本にょきにょき伸び、それらに折りだめを施したところだけれど、今後の樹形はどうしていったらよいのだろうか。

 

ニレケヤキは大きな葉を小さく刈って、さらに少しだけ剪定もした。

買ったときよりひとつひとつの葉がずっと大きく厚くなっているのを改めて実感する。

なんだかもったいない気がしながらも、新芽は残して大きな葉を刈り終えた。

本にはこれで細かい枝が増えると書いてあるけれど、どういうメカニズムなのだろう。

まだ地面に肥料が残っているので追肥は行わず。

 

自動灌水機については、タイマー設定と作動確認をした。

ノズルは角度がずれやすかったり、水がうまく鉢の中にかからなかったりと、まだまだ苦戦中。

出張まで試行錯誤しつつ、不在中は同居家族にたまに様子を見てもらうことになるかも。